全20話 2008~2009年 SBS
【出演】チェ・ジウ ユ・ジテ イ・ギウ チャ・イェリョン

個人的な評価は、★5です。(最高が★7)。


このドラマは、大人のためのロマンティックなおとぎ話です。

タイトルでも分かるようにチェ・ジウさん演じるヒロインのイ・マリがアジアを代表するスターという設定。
そんなマリの本を代筆することで知り合いになり、恋に堕ちるのがユ・ジテssi演じるちょっと偏屈で平凡な作家志望の大学講師キム・チョルス。

実は、このチョルスという名前にも意味があったんですよね~。



日本ロケからスタートするこのドラマは、本当に神戸・奈良・大阪の風景が効果的につかわれていて、とってもロマンティックな雰囲気です。個人的には、遠い海外ではなくて、関西在住の私にとってはすごく身近な場所からこんなに素敵なドラマが始まるというのがすごく好感が持てるドラマでした。

そして、このドラマを既に見終えた方の感想で多かった後半でテンションが落ちた・・・というのを先に聞いていたのが逆に良かったのか、私的には最後まで同じように良かったです。
何というか、このドラマはマリがスターという設定なんだけど、どちらかというとスターとのスキャンダルな恋を描いているのではなくて、ある1組の男女の等身大の恋愛をガッツリと描いているんですよね~。

チェ・ジウさん演じるマリは大スターなのに、本当に自分の気持ちに素直で真っ直ぐなヒロイン。
何というか、本当に女性らしいとも言えるのかもしれないけど、頭より先に心で動くタイプなんですよね~。
それに対して、ユ・ジテssi演じるチョルスはある意味男性らしいとも言えるのかもしれないけど、心より頭で動こうとするタイプなんです。でも毎回、結局は理性より感情が勝ってしまうのか、突然我慢ができなくなってその反動で大胆な行動をとってしまうというキャラで、そのギャップが可愛いです。ププッ。

とにかくこのドラマはポッポシーンも多くて、しかもどれも結構衝動的ポッポなので、観ていてドキドキです。
特に、この境界線ポッポはものすごく胸キュンポイントかも。
現実問題としてそんなにいきなりキスってなかなかないだろう~と笑えるくらいの衝動的なキスが多くて~。
観ていて恥ずかしくなるくらいこの2人は恋しているのが分かるんですよね~。
マリの愛情表現はものすごくストレートで分かりやすいし、チョルスも上手く表現できなかったり躊躇ったりするんだけど実はすごく一途にマリを愛してて・・・。

そして、このドラマのヒロインを演じるチェ・ジウさんは本当に可愛かったです。
ともすればタカビーでウザイキャラになりそうなマリをこんなに愛らしく共感できるようなキャラに演じれるなんてさすがだわ~と感動するくらい(←ナゼ上から目線?)
チェ・ジウさんはパジャマ姿でも水の中でも美しくて、ちょっと茶目っ気ある表情とかはものすごく可愛いし、本当にこのマリは可愛かったです~。
そして、マリは結構泣いたりもするんだけど(その泣き顔すらも相変わらず綺麗なんですけどね)、意外と逞しくて強い女性というのがすごく良かったかも~。

チョルス役のユ・ジテssiは私の好みの顔立ちではないんだけど、たまにかっこよく見えるときがあってビックリ。でも、このドラマは吹き替えでみたら彼の魅力は半減だと思うくらい、声がイイです。
そして、あの長身がまたチェ・ジウさんと釣り合ってていいんですよね~。
絵になるというか・・・。
また舞台が冬というのがいいのかもしれない。
コートにマフラーというのは、何となく韓ドラマジックがかかりやすい状況なんですよね~。やっぱり私の基本ベースも冬ソナだし・・・(笑)


そして、ラストの素敵なハッピーエンドは良かった~。
意外とリアルに恋する男女を描いてたドラマだったんだけど、最後はロマンティックに運命的な恋人たちという演出を「チョルスとヨンヒ」という可愛いサプライズにしてて、小粋で温かくなるようなラストでした。

そして、このドラマにはかなり豪華なカメオ出演も多くて、まさか最終話でもあるとは~(笑)
それ以外にもマリの元カレ役がチェ・フィリップssiなんだけど、どこまでもヨンジュンssiを意識してたのも笑えるし、というかなぜあそこで病気ネタが出てくるのかすら不明で笑えます~。
このドラマって、意外と脇役の扱いが雑で(笑)、ひたすら主役2人に集中して見れるのも良かったかも~。
だって、イ・ギウssi演じる2番手くんより、マリの事務所の社長の方が強力キャラだったし~。
マリに対する執着は既にホラーかサスペンスちっくでさえあって怖かった~(笑)

音楽も映像もすごく良かったし、ラブストーリーメインだし、主役2人が本当に魅力的で可愛くて、本当にちょっと長いロマンティックな映画を観た気分になるので、そういうのが好きな人にはお勧めのドラマだと思います。


※ちなみにこの記事が記念すべき(?)、500記事目でした
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