20150102-185945  

 

 

韓国で最高視聴率45.3%を叩き出した大ヒット作。
アジア中で一大ブームを巻き起こした愛と感動の至極のラブストーリー。


韓 国で有名な建築家ハン教授の娘、チョンソとデパートや遊園地を経営するグローバルグループのミン会長の一人息子、ソンジュは時には兄妹のように、時には恋 人のように共に安らげる間柄。ある日、ハン教授が女優のミラと再婚をし、チョンソはミラの連れ子、テファとユリと共に5人の新しい生活を始める。チョンソ は新しい家族と仲良くしようと努めるが、ミラもユリもチョンソを蹴落とし、ソンジュを奪うために激しい嫌がらせをするようになる。ソンジュが海外へ留学し てしまい、さみしくもつらい日々を送るが、義理の兄のテファが唯一の心の支えだった。数年後―。ソンジュは韓国に帰国し、チョンソと久しぶりの再会を果た そうとするが、そこに大事件が起きる。チョンソとソンジュの儚くも切ない恋心は成就するのだろうか?

 

 

2015

01/02(金) 12:00~13:05 #1 ONE TWO NEXT  
13:05~14:10 #2 ONE TWO NEXT  
14:10~15:15 #3 ONE TWO NEXT  
15:15~16:20 #4 ONE TWO NEXT  
16:20~17:25 #5 ONE TWO NEXT  
17:25~18:30 #6 ONE TWO NEXT  
18:30~19:35 #7 ONE TWO NEXT  
19:35~20:40 #8 ONE TWO NEXT  
20:40~21:45 #9 ONE TWO NEXT  
21:45~22:50 #10 ONE TWO NEXT  
22:50~23:55 #11 ONE TWO NEXT  
23:55~25:00 #12 ONE TWO NEXT  
25:00~26:05 #13 ONE TWO NEXT  
26:05~27:10 #14 ONE TWO NEXT  
27:10~28:15 #15 ONE TWO NEXT  
28:15~29:20 #16 ONE TWO NEXT  
29:20~30:00 #17 ONE TWO NEXT

※翌7:00まで放送

01/03() 06:00~06:25 #17 ONE TWO NEXT  
06:25~07:35 #18 ONE TWO NEXT  
07:35~08:45 #19 ONE TWO NEXT  
08:45~09:55 #20 ONE TWO NEXT

 

 

 

放送内容

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内容

1

ソンジュとチョンソは幼なじみ。小さな頃からどんなときにもそばにいて、喜び悲しみを共にしてきた。チョンソの父、ハン教授は建築家。母は病気で他界し た。ソンジュの母、ミンは百貨店の経営者。父は交通事故で他界。ハン教授は、タレントのテ・ミラと恋仲になり、再婚を決意する。しかし、ミラには、ピルス という男との間に隠し子が二人いた。テファとユリである。父の再婚に伴い、ミラ、テファ、ユリと暮らし始めたチョンソだったが、ユリはチョンソに陰湿ない じめをおこなう。ユリは、自分と違って何不自由なく幸せに育ってきたチョンソがねたましかったうえ、自分が思いを寄せるソンジュに愛されていることもねた ましかったのだ。最初はチョンソをかばっていたミラだったが、次第にユリの味方につき、チョンソにきつく当たるようになる。しかしチョンソは、父ハンの幸 せを願い、陰湿ないじめに耐える。

 
2

ユリとミラのいじめに、ソンジュと一緒に留学するまでの辛抱だと思って耐えていたチョンソ。しかし、ミラの入れ知恵で、父ハンはチョンソの留学を禁じ、 チョンソは絶望する。ソンジュが出国する日、チョンソはユリに屋根裏に閉じ込められてしまった。しかし、偶然、屋根裏から物音がするのに気づいたテファが 鍵を開けてくれ、チョンソはぎりぎりでソンジュの見送りに間に合う。ソンジュとチョンソはお互いの想いを確認しあい、愛の証のネックレスを互いの首にかけ る。
ユリとミラのいじめは続いた。ソンジュからの手紙もユリが隠してしまう始末。しかし、孤立無援のように思えたチョンソに、意外な味方が現れ る。それはテファだった。ミラにべったりのユリと違い、テファは父ピルスに愛情を持っており、自分たちをないがしろにしてきた母に憎しみを抱いていた。
あ る日、ミラとテファは掴み合いのケンカになり、テファに突き飛ばされたミラはハンの大事にしていた壺を割ってしまう。そこへちょうど帰宅したハンに、ミラ はチョンソが割ったかのように言い訳するが、テファが「俺が割った」と言ってチョンソをかばってくれたのだ。テファは、自分の絵の才能を認めてくれ、性格 も優しく可愛らしいチョンソに思いを募らせていく。そしてチョンソに「明日、写生大会がある。お前が絵の具を持ってきてくれれば、俺は絵を描くし、お前も 俺を好いてくれているものだと思う」と告げる。チョンソはソンジュだけを愛し、テファを異性として意識はしていなかったが、テファの絵の才能を思って迷 う。一方、ユリは、チョンソとソンジュの間を裂こうと画策し続ける。

 
3

チョンソは、義母ミラ・義妹ユリからの陰湿ないじめに加え、実父のハンからも誤解され、家庭内で孤立する。しかも義兄のテファから想いを寄せられ困ってしまう。
そ して3年が経ち、チョンソは3日後にアメリカ留学を控えていた。ついにソンジュの元へ行けると心躍るチョンソだったが、この3年間自分を支えてくれたテ ファを、この冷たい家庭に残していくことが心配だった。しかし、チョンソが異性として愛するのはやはりソンジュ一人だけであり、テファのことは兄としてし か見ることはできなかった。ユリもまたソンジュへの想いを忘れられず、テファを焚きつけてチョンソを襲わせる。しかし、そんな時、ソンジュからチョンソに 電話がかかってきた。明日帰国予定だったソンジュが、チョンソを迎えに来るために一日早く戻ってきたのだ。家を走り出るチョンソ。
しかし、チョン ソとソンジュを会わせたくないユリは、車でチョンソを追いかけ、はねる。ユリは慌ててチョンソを車に乗せ、病院へ駆け込むが、たまたまどこかで大火事が あったらしく、救急室はてんやわんやの大騒ぎだった。ユリは、顔の損傷が激しくて身元確認が出来ない女性遺体があることを耳にし、その遺体のポケットに チョンソの財布とネックレスをねじ込む。そしてユリは、チョンソの始末を実父ピルスに頼む。ソンジュは、チョンソが死んだと聞かされ、衝撃を受ける。

 
4

ピルスの家で意識を取り戻したチョンソは記憶を失っていた。テファはチョンソを自分のものにするためピルスと3人で暮らそうと言って姿を消す。
5 年後、チスと呼ばれ、服の販売をしているチョンソ。テファはチョンソを手伝いながら絵を描いており、ピルスはチョンソに小遣いをもらって暮らしている。一 方、ソンジュとユリはアメリカから帰国。今度のグローバルグループの創立記念日に2人は婚約発表することになっているが、ソンジュは未だにチョンソを忘れ られず、かつてチョンソが住んでいた海辺の家へ向かう。そこへ偶然チス(=チョンソ)とチョルス(=テファ)も海を訪れるが、お互いの存在に気づかない。 チスとチョルスが帰るのと入れ替わりに迎えに訪れたチャン理事。先に出た2人の車をチャン理事が抜いたためチョルスが追いかけ追突しかけて話をするが、そ の間もソンジュはチョンソに気づかず行ってしまう。その後、ソンジュはグループ内でも一番業績の悪いセイフモールを任せて欲しいと母に頼む。遊園地を訪れ たソンジュはメリーゴーランドの前に天国の壁画を描くことを決め、その画家は一般公募で決めることにする。そして、セイフモールで募集のポスターを見てい るチョンソをソンジュが発見。必死に追うが、一足違いでチョンソは地下鉄の駅で電車に乗って行ってしまう。その後アイススケート場で再びチョンソに会える のを願うかのようにブーメランを投げるソンジュ。壁画を描く画家はテファに決定。チョンソがテファに内緒で応募していたのだ。グローバルランドでの仕事を 嫌がるテファにチョンソは「壁画が完成したら婚約してあげる」と言って説得。テファは壁画を描くことを決意する。

 
5

ソンジュとユリの婚約発表の日。ソンジュはセーフモールの遊園地で、チョンソにそっくりな女性を見つける。追いかけて捕まえるが、彼女はキム・ジス(チ ス)と名乗り、人違いだと言う。チスは実は、ユリに車で轢かれて記憶をなくしたチョンソだった。しかしテファがチョルスという別人になりすまし、チョンソ にキム・ジスとしての記憶を植え付けてしまっていた。2人はこの5年恋人同士だ。だがソンジュは諦めず、バスまで後を追い、「イカロス」の前まで追ってく る。チスは別人だと振り切りつつも何か気に掛かる。結局ソンジュは婚約発表の場に現れず、ユリは激昂する。そしてチョンソが住んでいた海辺の家に置き手紙 を残し、本気か狂言か海に入って自殺をしようとする。ソンジュが助け、それを知ったミラはソンジュにくってかかる。「イカロス」は、チスと友人チェヒが一 緒にやっている洋服屋で、2人ともデザイナーをしており南大門辺りでは有名だった。ソンジュはチャン理事に調べさせ、チスがチョルスと一緒に住んでいるこ とを知る。実はチョルスはセーフモールで壁画を描くのに雇われており、ソンジュは顔を見に行く。その時遠くから見ていたユリは愕然とする。チョルスは兄の テファだった。ユリは兄と話し、チョンソが記憶喪失になっており別人として生きていることを知る。ソンジュとの婚約をぶち壊されてはたまらないと、ユリは テファに、チョンソと一緒に消えるように言う。その頃丁度セーフモールで、南大門市場のブランドと提携し新ブランドを作るという企画がユリを中心に進行中 だった。「イカロス」も候補に上がっていたが一度断ってきていた。ソンジュはユリにアプローチを続けるよう言う。そして偶然にもその日、チスとチェヒは店 の家主から立ち退きを迫られた…。

 
6

「イカロス」の立ち退きを迫られたチスとチェヒは途方に暮れる。実はソンジュが店舗を買い取り立ち退きになるよう仕向けたのだった。閉店セールをするチ ス。客が来なくて困っている所にまたソンジュが現れ、商品を全部買い取ると申し出るがチスは断る。ソンジュは引き下がるが、間もなくどこからともなくオバ サン軍団が現れ、商品はあっと言う間に売れてしまった。ソンジュは否定するが、これも彼の仕業らしい。新ブランド企画では、ユリは断られた「イカロス」を 推していた。ソンジュがチェヒに改めて電話すると、店を無くして困っていたチェヒは乗ってきた。ソンジュはチェヒだけを呼びつけ、チスに相談する暇も与え ず契約書にサインさせてしまう。チスもセーフモールに呼ばれ、オフィスを訪ねる。そこでチスを見たユリは、チスがチョンソだと分かり激しく動揺する。ソン ジュがチスのことを知っていながら、ユリに「イカロス」の話を進めさせたことも知る。自分がチョンソを轢いたことがバレるのではと不安になる。さらにチス も、自分の雇い主がソンジュだったと知る。契約を取り消したいというチスだが、莫大な違約金を払わなければならないため辞められない。仕方なく仕事を始め るが、高級ブランド店へ行ってリサーチをしていると、ソンジュがやって来て、知らない間にチスが見ていた服を全部買っていた。だがそんな強引なやり方に、 チスは益々反発を覚える。ソンジュはチスと2人きりになるための口実に、デザイン画の提出を急がせ社長室で作業させる。チスを見つめているうちに、ソン ジュの目には涙が光る。そしてソンジュはチスを連れ出す。まずチョンソの事故現場へ連れて行き、チョンソが死んだ時の事情を話す。そして海辺の家へ。チョ ンソとソンジュの人形や、家族の写真などを見せるが、チスは何の反応も示さない。更に子供の頃のように一緒にピアノを弾いてみる。自分を抑えられなくなっ たソンジュは、チスに「抱きしめたい」と迫る。

 
7

チョンソにそっくりなチスの存在を知った父ハン教授は驚き、ミラやユリは気が気ではない。チョルス(テファ)はチスが奪われるのではないかと不安になり、 チスに迫る。チスは、チョルスを苦しめた事を謝り、自分の過去を知りたがるのはもうやめる、会社も辞めると宣言する。
ソンジュの誕生日を祝う為、 ハン教授宅で夕食会が催される。ソンジュは一旦断るが、母のミン会長は必ず行くように命じる。ユリとの婚約を早める相談をするというのだ。ソンジュはその 日、チスをホテルのスイートルームに呼び出し、ケーキにキャンドルを灯して、一緒に誕生日を祝ってくれと頼む。そこでチスは、ソンジュのチョンソに対する 想いの深さを知る。
ソンジュはチスをハン教授宅に連れて行き、家族に会わせる。ミラは失神し、ユリは、「私と婚約するのが嫌だからチスを連れて来 たんだろう」とソンジュを責める。昔のアルバムを見ても、チスは何も思い出さない。ソンジュは、「もう諦めなきゃな」と言ってチスを送り出す。チョルスの 元に戻ったチスは、過去は捨て再出発すると誓い、ソンジュとの絆であるネックレスを投げ捨てる…。

 
8

チスは今年の企画商品として2つのマフラーをファスナーで1つにつなげる商品を提案。しかしソンジュは「人を好きになったことはないのか?」と言って明日 までに考え直すよう命令。ソンジュは明日できていなければ考えると答える。一方、チスは暖房の効かない深夜のオフィスで企画商品のコンセプトを考え中。 眠ってしまい目を覚ますとソンジュのコートがかけられている。それを返しにソンジュのオフィスへ行くとソンジュはソファで寝ている。彼にコートをかけ、戻 ろうとしたところを足首をつかまれ夜食に誘われる。2人はメリーゴーランドの前でピザを食べる。戻る途中、ソンジュが近道だからと言ってアイスリンクへ。 そのうち子供時代に浜辺でしたようにリンクでふざけあう。ソンジュはチョンソにもらった帽子をかぶってみせ「世界に1つだけのもの」をコンセプトに考えて みるよう提案。その後仕事に励むチス。翌朝、夜光色の糸を使って1つ1つ違った質感を出すマフラーを発表。ソンジュのOKが出る。チョルスは壁画が完成し たら婚約指輪をもらう前に真実をチスに話そうと考える。作業場に弁当を持ってきたチスとチョルスがふざけているところをソンジュがモノレールから目撃。婚 約指輪を見に行こうと誘うユリを冷たくあしらう。ユリはチスに企画商品用の糸を後で宝石店まで持ってきて見せるように命令。店にやってきたチスをユリは 「せっかちね」と笑う。ソンジュにチョルスの指輪を買うように勧められ買ってしまうチス。ピルスはチョルスが描いた絵(有名な画家の模写)をこっそり売っ て金を作る。ごちそうを用意しているところへチスも帰宅。婚約指輪を見つけられ、チスはピルスにも祝福される。
翌朝、ソンジュはチスとチョルスが 夜にギャラリーに出かける予定を話しているのを耳にする。会社の終業間際にソンジュの呼びかけでブランド開発室全体の飲み会が決定。忘年会も兼ねることに なり二次会まで突入。チスはチョルスに電話するがギャラリーに入る際に携帯を切ってしまっている。ユリは一緒に来ていたがミン会長から呼び出され不安に思 いながらも店を後にする。二次会はクラブで踊り、そのあとはゲーム。ソンジュと組まされるチス。テーブルの上で回したビンが止まった時、口が向いてる所に 座っている人は一気飲みするかパートナーとディープキスをするというルール。チスが当たってしまうがチスは酒が飲めない。でもキスするわけにいかないので 飲もうとするとそのグラスを奪ってソンジュが2人分飲む。次はソンジュが当たる。再びソンジュが2人分飲むが今度は咳き込む。ミン会長に呼び出されたユリ はチョルスのいるギャラリーへ。チョルスはそこで自分の模写した作品が本物として飾られてるのを発見して呆然。ユリたちが来たのに気づき反射的に身を隠す がユリはチョルスがいることに気付く。

 
9

キム・ジスは、クラブからの帰り、ユリの車に轢かれかけたことがきっかけで記憶を取り戻す。自分が本当はハン・チョンソであること、ソンジュと愛し合って いたこと、ユリに車ではねられたこと、ミラに虐待を受けていたこと…。すべてを思い出したチョンソは、ソンジュに話を聞いてもらおうとするが、周囲に邪魔 されて言葉を交わすこともできない。
一方、壁画を完成させたテファは、すべてをチョンソに打ち明けようと決意していた。そしてソンジュに「今夜十 二時、あなたに返すものがあるから、メリーゴーランド前に来てください」と告げ、チョンソにも「十二時にメリーゴーランドで待ってる」と告げる。テファ は、ソンジュとチョンソを再会させてやろうとしていたのだ。また、テファはユリにも「チョンソから奪ったものをチョンソに返してやれ」と言う。しかしユリ は、ソンジュを諦めることなど出来なかった。
閉園後の誰もいない遊園地で、ソンジュとチョンソはしばし幸せな一時を過ごす。ソンジュは、自分をここに呼び出したのがチョルス(テファ)であることを告げ、チョンソに「チョルスが好きなのか?」と問う。チョンソもソンジュに「ユリが好きなの?」と問い返す。

 
10

記憶を取り戻したチョンソはテファを責める。テファは置き手紙を残してチョンソの元を去ろうとする。チョンソは家には帰らず、安宿に部屋を取る。
チョンソとソンジュのスキャンダルが新聞に載り、チョンソは責任を取って会社を辞めさせられる。
テ ファが描いた模造絵画を売ったことで、ピルスがやくざな男達に袋だたきにされる。テファも巻き込まれ、「俺は死にたいんだ、ちょうどいい、殺せよ」と言い ながら男達に殴られる。ケガをしたテファを気遣うチョンソ。テファはチョンソに「自分の本当の居場所に戻れ」と言うが、傷ついたテファを見てチョンソは去 るに去れない。
安宿に戻ったチョンソを、ソンジュが訪ねてくる。2人は街に出て楽しい一時を過ごす。酔っぱらったチョンソは「私がチョンソなんです」と打ち明けるが、ソンジュは酒に酔ったたわごとだと思う。
自分がいなくてはテファは生きていけない、と思ったチョンソは、今までのことを許し、テファの元に戻る。そして2人で再出発しようと言う。

 
11

海に向かうテファとチョンソ。ソンジュに真実を話し、自分は身を引くことを決意していたテファは、ソンジュに電話をして「チョンソを幸せにすると約束して くれ」と言って海辺の家の前にチョンソ一人を置いて立ち去る。ソンジュはチョンソだと名乗る彼女を信じなかった自分を責めながら海辺の家へチョンソを迎え に行く。再会を果たした二人はチョンソの家に戻る。ミラは喜んでいる芝居をし、ユリは自分はもう必要ないんだと言って騒ぐ。ミン会長はチョンソに、ソン ジュとユリが婚約することになっているので理解するようにと告げる。チョンソが出ていくと言うとソンジュは「ユリとはちゃんと婚約する」と言って、もう チョンソを休ませるようにと言う。ミラはチョンソと二人きりになると「早く出て行かないと私が追い出す」と脅しをかける。
翌朝、ソンジュはチョン ソを改めて開発チームにスカウトすると言って迎えに来る。ミラは言葉たくみにユリもソンジュの車で行くようにし、ソンジュにユリのことを頼む。チョンソは 改めてハン・ジョンソとして紹介され職場に戻る。昼、食堂にソンジュがやってきて一緒に食事をする。それを知らされたユリは婚約式の準備にソンジュとチョ ンソを誘う。ユリがドレスを選んでいるとソンジュはチョンソのドレスを選んで試着させ、ユリの物とチョンソの物と、両方買っていく。

 
12

ソンジュはチョンソへの思いを断ち切れず、あの手この手を使ってチョンソを自分に振り向かせようとする。チョンソはソンジュと距離を置こうとするが、本心 ではソンジュを愛しているので、強引なソンジュについつい流されてしまう。ユリは嫉妬の炎を燃やす。
婚約式を控え、ついにチョンソはユリに「ソン ジュを愛している」と宣言。ソンジュもユリに「君と婚約するつもりはない」と明言する。ショックを受けるユリだったが、ミラと共に、ソンジュを我が物にす る策略を練る。ピルスがテファの描いた贋作(がんさく)を売っている証拠をつかみ、ミラは、テファを罠にかける準備を整える。また、記者たちにユリとソン ジュの婚約の情報をリークして、外堀を埋めて行く。
いよいよ婚約式。だが、ソンジュが指輪を渡そうとしたのはユリではなくチョンソだった。ところ がその時、贋作を描いた容疑で連行されるテファの姿がチョンソの目に入る。チョンソは指輪を受け取らずにテファを追って会場を飛び出す。取り残されたソン ジュはさすがに呆然とする。ソンジュは仕方なくユリと婚約式を進める。しかし、チャン理事からテファが逮捕されたことを聞かされたソンジュは、ユリを残し て会場を去る。今までにも増してチョンソへの憎悪を募らせるユリだったが、ミラは「愛よりも重要なのは、グローバルグループの後継者の婚約者という地位 だ」とユリを諭す。

 
13

チョンソがテファを追っていき、ソンジュとユリの婚約式は予定通り行われた。テファは釈放されるが、チョンソを冷たく突き放し、姿を消す。ソンジュはチョ ンソに、友達でいようと提案する。友達なら恋人と違って別れることもない。会いたい時は気兼ねなくいつでも会える。チョンソもこれに同意し、ソンジュは友 情の証の指輪を贈る。その後2人は、互いを想いながらも友達でいようと自制する。
テファはソンジュに会い、なぜ他の女と結婚の約束をしたのかと責 める。ソンジュもテファを責め、殴る。テファは、チョンソを幸せにしてやってくれと頼んで立ち去る。職場ではユリとソンジュの婚約が祝われる。ソンジュは チョンソと友達でいようと努力するが、彼女への気持ちを抑えきれず、苦しむ。

 
14

テファにすべてをバラすと言われたミラがテファに贋作を描かせるように仕組み、テファは悪者たちによって倉庫に監禁され、絵を描くよう強要されるが拒んで いる。チョンソとソンジュはチャン理事の計らいで友達でいることを改めて約束する。テファの状況を知ったソンジュは警察を差し向け助ける。そしてテファの いる山荘へ出張という名目でチョンソを行かせる。チョンソは、テファに「他に行くところはない。妹として一緒にいさせて欲しい」と頼む。
ソンジュ はユリを婚約者として大学時代の仲間に紹介。明るく振る舞うがユリを家に送り届けると昔チョンソに贈ったカセットテープを聴き、山荘へ車を走らせる。山荘 に着いて様子をうかがっているとテファが飛び出してくる。見に行くとチョンソが熱にうなされている。薬局が閉まっていてあきらめて戻ったテファはチョンソ がうわごとでソンジュを呼び続けるのを聞いてソンジュに電話して「俺は出ていくから来い」と言う。そしてテファが出ていくとソンジュがチョンソを診療所に 運ぶ。朝、駅で汽車を待つテファ。診療所で目を覚ましたチョンソは、手を握ったまま眠っているソンジュの手を離し、テファを追って駅へ向かう。汽車に飛び 乗りテファを捜すが見つからずとりあえず座るが、汽車が動き出すころソンジュがチョンソを追ってやってくる。必死でチョンソに呼びかけるソンジュ。汽車が 行ってしまうとソンジュは車に戻り、車で汽車を追う。汽車の中ではチョンソが再び熱にうなされている。テファはチョンソの隣に移り介抱するが汽車の窓から ソンジュの姿を見つけてほほえむ。
汽車が駅に着くと、チョンソが一人眠っていて車掌に起こされる。チョンソは慌てて汽車を降りてテファを捜す。そ の様子をテファは後ろから見ている。駆けつけたソンジュとチョンソは再会しソンジュはもう絶対に離さないと誓う。それを見届けたテファは一人、駅の階段に 座り込む。

 
15

ソンジュとチョンソは互いの気持ちを確認し、家族に対して「結婚宣言」をする。また、チョンソは、記憶を失っていた五年間はテファと共に過ごしていたこと も、父ハン教授に告白する。ハン教授は驚愕するが、テファを家に呼び戻そうとする。しかし、テファに戻って来られテファ、ミラとユリの悪行が露見してしま うため、ミラはピルスの借金苦につけこみ、テファにもう一度贋作を描かせて逮捕させようともくろむ。
ソンジュとチョンソの結婚の意志は固かった。 今まであまりにも多くの物を失ってきたチョンソにはもうソンジュしか残っていなかったし、ユリとは婚約破棄してチョンソと結婚するというソンジュの気持ち が揺らぐこともなかった。しかしソンジュの母、ミン会長は激怒し、チョンソとの結婚を諦めないソンジュを社長の職から解任する。ソンジュが再び会社に戻る ということは、ユリとの結婚を受け入れるということだ。しかしチョンソは、ソンジュを信じているから会社に戻れ、と言う。
ソンジュとチョンソはデートに出かけ、幸せな時間を過ごす。チョンソは、視界が一瞬ぼやけたことに不安になるが、すぐに焦点が合ったために安堵する。

 
16

テファは、ミラの陰謀を知り、ユリを責める。そして、いつでも全てを話す用意があると言って脅す。チョンソは視力が落ち、眼鏡を作るが、眼科での検診を勧 められる。母親の病気のこともあって不安になるチョンソ。ソンジュとチョンソはお金が無いながらも幸せな時を過ごしていた。だが、後継者不在となったグ ローバルグループが窮地に陥る。チョンソの勧めもあって、ソンジュは戻ることを決意する。2人は、たとえソンジュが会社に戻っても、二度と離れたりしない と誓うのだった。ユリはミン会長に泣きつき、ミン会長も会社の利益のためにユリとソンジュの結婚発表記事を新聞に掲載させる。ソンジュと待ち合わせをした チョンソは道ばたで目がかすんで倒れてしまい、病院に運ばれる。検査の結果、腫瘍があることが分かり、眼球摘出を勧められる。悩んだチョンソは父の元を訪 れ、母の話を聞く。何も知らないソンジュは、ただひたすらチョンソを待ち続けた。

 
17

待ち合わせ場所にようやく現れたチョンソは、ソンジュの顔を脳裏に刻み込むかのように観察する。悲しい映画を見たいというチョンソのためにソンジュは映画 の見られるバスを呼ぶ。映画を見ながら一人泣きじゃくるチョンソ。ソンジュは彼女が映画のせいで泣いているものと思って笑う。バスが家に着き、チョンソが 入ろうとしたところでテファが現れる。うちに帰ってきたのだ。
中へ入るとテファはハンに、交通事故の話やチョンソがいじめられていた話をぶちま け、チョンソの花嫁姿を見届けるまではこの家にいると宣言する。交通事故がユリの仕業と知ったチョンソはユリに怒りをぶつける。その後、屋根裏部屋でテ ファがチョンソの似顔絵を描くが、頼んだ色の絵の具をチョンソが渡さないことから様子がおかしいことに気付く。
翌朝、テファがチョンソの後をつけ ると向かった先は病院。チョンソは眼球摘出でも治癒率は50パーセント、角膜手術では更に難しいということを医師から聞かされる。テファも病院でチョンソ の病名を聞き出す。チョンソが遊園地に行くとソンジュに会うが彼は何も気付かない。事情を説明しようとチョンソは追いかけるが転んでしまう。後を追ってき てたテファに助けられるが、チョンソはもう放っておいてほしいと言ってテファを追い払う。
会社に行くとみんなソンジュとユリの結婚の記事を見てい る。チョンソは辞職を決意し、ユリに退職願を出し、ユリがソンジュを本当に好きなのか、幸せにできるのかと迫る。その夜、チョンソは父を食事に呼び出しテ ファの話はウソだと話す。翌日、別れを決意したチョンソは美容室できれいにしてもらってからソンジュに会いに行く。ソンジュは家を出る前、ミンにチョンソ と結婚する決意を告げる。ソンジュに会ったチョンソは「今日はきれいにしたから泣いたり怒ったりせず笑うだけにする」と言う。壁画の前で記念写真を撮り チョンソはソンジュが変に撮れてるからと言ってきれいな自分の写真をソンジュに渡す。その後、ブライダルショップへ行った2人。チョンソはウエディングド レスを着て涙を流す。

 
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ソンジュとの結婚を決意したチョンソだったが、自分の目に起きた異変が徐々に進行してきたことに気付き、母の思い出が詰まった海辺の家でソンジュと一夜を 過ごした後、ソンジュに別れを告げる。チョンソの視力が衰えてきていることを知っていたテファは、ハン邸を出て海辺の家へ行き、チョンソと共に暮らし始め る。テファは医師に会い、チョンソの病状が重いことと、五年前の交通事故で角膜を傷つけていたことが病気の遠因であることを知り、ユリに「チョンソに万が 一のことがあったらお前とテ・ミラを許さない」と宣言する。テファは、チョンソの医療費を捻出するため、贋作を描くことを決意する。

 
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ソンジュの姿を見に遊園地に行くチョンソだが、すぐそばにいるのにお互い気付かない。テファは、手術費用を作るため、贋作を描くことを承知する。だがそれ はミラの計略で、テファは警察に捕まってしまう。拘留されたテファはソンジュを呼び、「自分はチョンソに何もしてやれない、どうかチョンソを助けてやって くれ」と頼む。ソンジュが海辺の家を訪れると、チョンソは完全に視力を失い、パニックを起こしていた。ソンジュはテファのふりをして無言で寄り添う。チョ ンソが、最後にもう一度ソンジュに会いたい、そして明るく別れたいと言い出す。ソンジュはその願いを叶えるため、テファとソンジュの一人二役をする。ソン ジュの尽力でテファは釈放され、チョンソの元に戻ってくる。そしてチョンソは、そばにソンジュがいることに気付き、同情されるのはイヤだ、帰ってくれと言 う。ソンジュは、チョンソを助ける道を求めて医師の元を訪れる。

 
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ソンジュとテファに説得され、チョンソは手術を受けるために入院する。ソンジュはチョンソをシネマ・バスに連れ出しプロポーズするがチョンソは承知しな い。ミラのもとに贋作の件で警察が来る。そのためミラはユリの結婚式までテファたちを黙らせるため捕まえようとする。追っ手を逃れたピルスはテファと連絡 を取り病院を訪れチョンソの病気のことを知り、怒る。ユリもソンジュの後をつけてチョンソが目の見えなくなったことを知り、ミラと共に喜ぶ。手術前日、ソ ンジュはハン教授にチョンソとの結婚の許しを求める。チョンソの72時間にわたる手術が無事に終わる。翌日、タキシード姿のソンジュ。ドレスを着たチョン ソもテファに連れられて結婚披露パーティの会場へ向かう。会場には何も知らない招待客が集まる。式が始まりソンジュはチョンソと結婚することを宣言する。 ミラが怒って騒ぐとテファがチョンソの病気はユリが車で轢いたせいだと暴露する。ミラが「誰も信じない」と言うとピルスが現れて元夫であること、事故の時 のことをすべてぶちまける。「ウソだ」と騒ぐミラは外に運び出され、式が続けられる。ソンジュは母に許しを求め、ミン会長もついに祝福する。ためらいなが らもソンジュに促され結婚の誓いをするチョンソ。式が済み、皆に祝福されて会場をあとにするチョンソとソンジュ。
ミラが家でハンに当たり散らして いるとテファとピルスが警察と共に訪れる。ミラは必死で止めるが、ユリを連れていかれ、うわごとのようにユリの名を呼び続ける。 チョンソとソンジュは新居に到着。チョンソがぶつからないようにリビングは何もない広いスペースだけ。ソンジュはその空間もチョンソが満たしてくれると言 う。寝室へ行く2人。チョンソは生きることを願う。

 
番組情報

出演

チェ・ジウ(ハン・チョンソ/キム・チス役)
建築家ハン教授の一人娘。小さい頃からソンジュを慕っている。父親が再婚をしたことを機に、幸せな生活が一変する。

クォン・サンウ(チャ・ソンジュ役)
デパートや遊園地を経営するグローバルグループの会長の一人息子。幼なじみのチョンソをずっと思い続ける。

キム・テヒ(ハン・ユリ役)
大女優テ・ミラの若かりし時の娘。ミラがチョンソの父親と再婚し、チョンソと姉妹になるが、ソンジュを振り向かせるためにチョンソをいじめ続ける。

シン・ヒョンジュン(ハン・テファ/ハン・チョルス役)
大女優テ・ミラの若かりし時の息子。チョンソとは義理の兄妹だが、一途にチョンソを愛し続ける。

 

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