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KanStarpress | 2016年8月2日 | ACTRESS, DRAMA, INTERVIEW, PICK UP | コメントはまだありません

「冬のソナタ」で日本でも社会現象となり、「天国の階段」などで〝涙の女王〟と呼ばれる、日韓で大人気の韓国女優チェ・ジウ。ユ・アイン、カン・ ハヌルら人気若手俳優と共演した映画『ハッピーログイン』の日本公開が10月15日に決まるなどにわかに日本でのチェ・ジウ人気が盛り上がりを見せる中、 主演ドラマ「2度目の二十歳」のDVD-BOX2が本日2日に発売となった。
「2度目の二十歳」は「エンジェルアイズ」などで人気のイ・サンユンが恋の相手役を務め、チェ・ジウ演じる、19歳でママになり社会を知らないアラフォー 主婦のノラが補欠合格で大学生となり、忘れていた自分らしさを取り戻していく物語。韓国放送時、視聴者から「とにかくチェ・ジウがかわいい」と話題にな り、チェ・ジウは大人かわいい演技で魅せた。そこでDVD-BOX2発売を記念し、チェ・ジウにドラマ「2度目の二十歳」について訊いた。

 

――今回、チェ・ジウさんは「2度目の二十歳」で19歳で出来ちゃった結婚した39歳の主婦ハ・ノラを演じられました。本作の出演を決めた理由から教えていただけますか?

「まずは、そろそろ明るい作品に出演したいと思っていた頃で、何より監督と作家(脚本家)さんに対する信頼が大きかったと思います。監督とは以前、 ドラマ「怪しい家政婦」で一緒に作業したことがあって、その時とても息がぴったりだったので信じて今回の作品も参加することにしました」(次ページにつづ く)

 

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――その時、作品のどのようなところに惹かれたんですか?

「ハ・ノラという女性の成長物語が魅力的で何より面白いと思いましたし、彼女に共感できると思いました。ノラは38歳の母親ですが、その彼女が大学生になって右往左往しながら社会に適応していく姿がとても面白く描かれていて、初恋の人との再会も凄く惹かれる部分でしたね」

――チェ・ジウさんが演じられたハ・ノラは女性から見ても話し方、しぐさ、服装などとってもキュートで愛すべき女性でしたが、演じるにあたって、こだわられたところなどありますか?

「第1話から徐々に主人公のノラの感情や成長する過程において変化が起きるんですが、それを見て共感し、感情移入しながら共に泣いて共に笑えたと思 います。ノラはドラマの序盤では夫や息子しか眼中にない従順な妻で、ある意味とてももどかしい性格だったんです。そんな彼女がだんだんとその殻を破って世 の中に出て行き、発展していく姿をナチュラルに描くために感情ラインを結構気にして演じましたね」

――多くの視聴者にとって、家族に尽くしてきたハ・ノラの境遇は共感できるものと思いますが、ハ・ノラという女性についてどう思いましたか?

「ただ…、ある部分ではとても気の毒だと思いましたね。ノラが号泣する時、あまりにも哀れで、私も本心で演じることが出来たと思います。反面、38 歳なのにも関わらずまだまだピュアで愛らしいノラがとてもうれしかったです。そんなキャラクターを私が演じられてとても感謝する気持ちになりました。面白 かったです。とても可愛くて(笑)」

――38歳の主婦が大学生になる!というこれまでにはない役どころへの挑戦だったのではないかと思いますが、どんな意気込みをもって作品へ臨まれたんですか?

「ノラの立場から考えると彼女自身が何かを始めようとした時点はものすごい切実さがあったからだと思います。夫に捨てられる直前に何かやらなくては いけないという切実さから始まったんですが、そんな中、徐々に自分の殻を破って起き上がる姿を見せ始めます。(笑って)それで放送が終わった後、多くの 方々が再び勉強してみようと思われたらしくて、今からやっても遅くないと思う方もいらしたようですね」

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――劇中ダンスシーンがありましたがダンスはお得意ですか?

「(腕で×を作りながら)私は踊れません!(笑) もう少し練習できる時間があればよかったのにと思っています。自信はありませんけど、放送された ダンスよりは少しはマシだったんじゃないでしょうか。でも、あの時に戻ることができたとしても、練習は出来なかったと思います。それぐらい、あまりに時間 がありませんでした。だから、私はそのシーンが本当に気に入らないです(笑)。そのシーンをカットできるならカットしたいほどです」

――でも劇中ではとても重要で印象的なシーンになっていると思いますが?

「確かに、このシーンってとても重要なシーンです。ノラが躍っている姿を見て、ヒョンソク(イ・サンユン扮)のノラに対する初恋の感情が再び蘇る場 面で、離婚を望んでたノラの夫も再び妻を惚れ直すようになり、息子も〝うちの母さんってこんな人だったのか〟と驚きながら見直す。とても大事なシーンなの にも関わらず、私のダンスは…(ため息をついた後、笑って)ホントに悔やまれます…」

――恋のお相手役となる、高校の同級生で演劇科の兼任教授のヒョンソクを演じたイ・サンユンさんと共演されて、いかがでしたか?

「イ・サンユンさんはとても頑張り屋で瞬発力も素晴らしいです。状況に相応したリアクションの仕方もうまくて。ドラマを見れば分かると思いますが、 彼とは結構セリフのキャッチボールが多いんです。それで集中力も重要だし、セリフも完ぺきに熟知してないといけないんです。サンユンさんはそもそも真面目 な人なので、セリフも完ぺきに覚えてくるし、お互いに意見を出し合いながら話し合ったり、インタビューだから言うのではなく、サンユンさんとの演技相性は 抜群でしたね」

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「もともと8年前、ドラマ『エアシティー』でサンユンさんと初めて会いましたが、今回彼に会った時、『とてもカッコよくてびっくりしました』と話し ました。相変わらず今もカッコよくて、より発展して成熟した姿で再会したので感慨が深かったです。サンユンさんもそれまで頑張ってきたと言ってましたね。 実際にもそう見えました。それで私もより頑張るようになり、それで良い結果が出たと思います。今回のドラマはキャスティングもスタッフもとてもよかったで す。私の夫役、チェ・ウォニョンさんも演技がとても上手ですよ。色々助けられたと思います。スタッフと俳優の相性がよくてよい作品に仕上がったと思いま す」

――夫のキム・ウチョルは最低だけど憎めない、印象深いキャラクターでした。改めて夫役のチェ・ウォニヨンさんとの共演の感想を教えてください

「もともと演技がうまくて、憎らしいほどご自分の役をうまくこなしてましたね。一層、キャラクターを引き立てていました」

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――今回、息子ミンス役のキム・ミンジェさん、ヘミ役のソン・ナウン(Apink)さん、そして仲の良い同級生など若い世代の役者陣と共演されましたが、共演の感想を教えてください

「どうしても大学のキャンパスライフを撮影する時に私よりはるかに年下の後輩たちと撮影しましたが、とても面白くて良いエネルギーをたくさん受けたと思います。劇中、息子のミンスを演じたキム・ミンジェ君をはじめ、皆一生懸命頑張る姿がとても微笑ましいと思いました」

――撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?

「いつも笑って撮影して、また泣いたりもして…。すべてのシーンが珠玉のようなシーンでした(笑)。サンユンさんとのシーンではあまりにも可笑しく て笑いすぎてNGをたくさん出したことももちろんあります。想像シーンでしたが、それがどうしてもおかしくて、スタッフに申し訳ないほど笑いすぎてNGに なったりしましたね。チェ・ウォニョンさんの場合、彼の体の動きがとてもコミカルで笑ったんですが、むしろ、面白くてそのシーンが使われました」

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――ハ・ノラは、誤診でしたが余命を宣告された時、「やりたい事リスト」を作りました。チェ・ジウさんがプライベートで今後チャレンジしたい事はありますか?

「劇中に出てくるノラのバケットリスト(死ぬ前にやりたいことリスト)はものすごくささやかな内容です。彼女の立場からすると大きく感じるかもしれ ませんが、私たちからすれば『トッポギ(定番おやつ)が食べたい』とか、『映画館に行きたい』とか、やろうと思えばいくらでもやれる簡単なことなんです。 私はまだ自分のバケットリストを作ってませんが、私はそうですね…、たくさん経験してみたいし、旅行も行きたいし、良い人たちとたくさん出会い、交流した いですね」

――ハ・ノラは若者に交じって自分のやりたかったことをしていきますが、年齢や家族や様々な理由で何か始めることを躊躇している人へ、アドバイスを頂けませんか?

「何事も遅いことはありません。ただ、今が一番大事だと思います。今回のドラマで記憶に残るセリフがあって、『明日のことを心配して、一ヵ月後、3 年後、5年後、10年後を心配して今を心配しながら送るのは良くない。人に大事なのは今日。ほかならぬこの瞬間だ』というセリフです。そのような心得に よってノラがすっかり変わるんです。日常も同じだと思います。私たちが常に今、この状況の大切さ、重要さを感じないまま、私の未来はいったいどうなるのだ ろう、私の老後は?仕事は?などの悩みは常に抱えているけど、もちろん準備は当然すべきですが、今この瞬間、私がやりたいこと、何が大事なのか、その時間 を充実させ、最善を尽くして送るべきだと思います。もちろん容易いことではないですけどね(笑)」

――日本のファンがとても聞きたい質問です! いつも美しく、肌も滑らかでスタイルも抜群のチェ・ジウさんですが、普段気を付けていることはありますか?

「(笑って)そうですね。やはり作品に入ると自然に管理をはじめますね。でも、作品が終わった今のような時期は何もかもすべてから開放されるように します。時間にもあまり束縛されたくないですね。しばらくは(笑)。食べたいものも今は自由に食べるし、何事も完全な自由を自分に与えたいです。今はそん な時点だし…、新しい作品に入る前に準備時期はキレイな姿をお見せする責任がありますので、肌管理やマッサージ、運動もしますね。でも、今は本当に何もし てません」

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――最後に日本でのDVDリリースにあたり、「二度目の二十歳」の見どころなど教えてください!

「このドラマの魅力は、世代差を感じさせそうな素材ながら、日常を丁寧に描くことで自然に見せているところです。20代ならではの葛藤や悩みも垣間 見えますし、愛に対する瑞々しいトキメキが必ずしも20代の青春にだけあるものでなく、中年でも十分そのトキメキを感じることができるんです。そんな部分 が多くの方々に関心を持ってもらえたり、共感してもらえたのだと思います。このドラマは家族皆が一緒に楽しめる作品になりました。そして厳しい現実での、 暖かい慰めになるドラマだと思います。ハ・ノラという女性が家庭から外へ飛び出して、成長する様子を描いています。一人の女性が成長していく姿を見ること ができるので、ノラを応援しながら見ていただけると幸いです。ノラと一緒になって泣いたり笑ったりしながら、楽しめるドラマになっていると思います」

◇プロフィール

1975年6月11日生まれ。「冬のソナタ」、「天国の階段」で人気を博し〝涙の女王〟の称号を得る。明るい性格を活かし、バラエティでも活躍。大学時代は舞踏科を専攻し、本作でもダンスを披露している。

◇ストーリー

19歳でできちゃった結婚をし、夫と息子のためだけに生きてきたハ・ノラ(チェ・ジウ)。だが、大学教授の夫ウチョル(チェ・ウォニョン)は教養の ないノラを煩わしがり、ノラに離婚を言い渡す。ウチョルとレベルを合わせられれば思い直してもらえるかもしれないと考えたノラは、内緒で大学受験を準備。 なんとか補欠合格するも、ウチョルから「浅はかだ」と批難されてしまう。失意に暮れる中、病院のミスで末期癌と宣告されたノラは、死ぬ前にこれまでやれな かったことを叶えようと、家族に内緒で大学に通い始めることに。しかし、〝晩学の徒〟ノラに周囲の目は冷たく、キャンパスライフは困難続き。さらに演劇学 科の兼任教授となった高校の同級生ヒョンソク(イ・サンユン)と教授と生徒として遭遇! ノラに対し初恋の苦い思い出があるヒョンソクはノラに冷たく当た りながらも気になって仕方なく…。

◇ドラマ予告編

 

「2度目の二十歳」DVD情報

【立体】2度目の二十歳_シンプルBOX1<プレミアムBOX>DVD-BOX 好評発売中!
価格:30,000円+税 全1BOX(8枚組)
【封入特典】ブックレット(2種)、ノラの手帳(イラスト入り)【特典映像】メイキング映像、記者会見映像、インタビュー映像(チェ・ジウ、イ・サンユン)ほか

<シンプルBOX 5,000円シリーズ>DVD-BOX1~2
発売日:BOX1)好評発売中!/ BOX2)8月2日(火)
価格:各5,000円+税 全2BOX(各4枚組)※本編のみの収録となります。特典映像、特典物などは入っておりません。

●RENTAL
<スペシャルエディション版> 全13巻
リリース日:Vol.1~7)2016年7月2日(土)/ Vol.8~13)8月2日(火)

発売・販売元:エスピーオー
© CJ E&M CORPORATION, all rights reserved
公式HP:http://www.cinemart.co.jp/hatachi/
特写写真©Kim Daun (STUDIO ZIP)

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